株の銘柄選びで初心者が見るべき5つのポイント
株式投資で最初にぶつかる壁が「銘柄選び」です。日本の上場企業は約3,900社あり、初心者が自力で絞り込むのは大変です。結論として、業績・PER・配当・時価総額・出来高の5つのポイントを確認すれば、投資先の候補を効率よく絞り込めます。この記事では、それぞれのポイントをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 初心者が銘柄選びで見るべき5つのポイント
- 売上高・営業利益など業績の見方
- PERや配当利回りの基本的な使い方
- スクリーニング(銘柄の絞り込み)の考え方
- 銘柄選びでやってはいけないこと
株の銘柄選びで初心者が見るべき5つのポイント
約3,900もの銘柄から投資先を選ぶにはどうすればよいのでしょうか?結論として、以下の5つのポイントを順番にチェックしていくのが効果的です。
| ポイント | 何を見るか | 初心者の目安 |
|---|---|---|
| 1. 業績 | 売上高・営業利益の推移 | 3年連続で増収増益 |
| 2. PER | 株価の割安度 | 10〜20倍が目安 |
| 3. 配当 | 配当利回り・配当性向 | 利回り2〜4% |
| 4. 時価総額 | 企業の規模 | 1,000億円以上が安心 |
| 5. 出来高 | 取引の活発さ | 1日10万株以上 |
業績の見方 — 売上高と営業利益をチェック
企業の業績はどこを見ればよいのでしょうか?結論として、まずは「売上高」と「営業利益」の2つを確認しましょう。
売上高とは
売上高は、企業が商品やサービスを販売して得た金額の合計です。売上高が毎年増えている企業は、ビジネスが成長している証拠です。
営業利益とは
営業利益は、売上高から仕入れ費用や人件費などの経費を引いた金額です。本業でどれだけ稼いでいるかを示します。
チェックポイントは以下の通りです。
- 売上高が3年以上にわたって増加しているか
- 営業利益も同じく増加しているか
- 営業利益率(営業利益÷売上高)が同業他社と比べて高いか
四季報(しきほう)やIR情報(企業の投資家向け情報)で確認できます。
PERと配当利回りで割安度と還元度を見る
業績が良い企業を見つけたら、次に株価が割安かどうかを確認します。
PER(株価収益率)とは
PER(ピーイーアール)は「株価が利益の何倍か」を示す指標です。計算式は「株価÷1株あたり利益(EPS)」です。
- PERが低い → 利益に対して株価が割安
- PERが高い → 利益に対して株価が割高
- 日本株の平均PERは約15倍が目安
ただし、PERだけで判断するのは危険です。成長性が高い企業はPERが高くなる傾向があります。同じセクター(業種)の企業同士で比較しましょう。
配当利回りとは
配当利回りは「投資額に対して年間いくら配当がもらえるか」を示します。計算式は「年間配当金÷株価×100」です。
- 日本株の平均配当利回りは約2%前後
- 3〜4%以上なら高配当と言える
- 配当性向(利益のうち配当に回す割合)が高すぎないかも確認
時価総額と出来高で安全性を確認する
業績やPERに加えて、時価総額と出来高も重要です。なぜなら、小さすぎる企業や取引が少ない銘柄は、初心者にとってリスクが高いからです。
時価総額とは
時価総額は「株価×発行済み株式数」で計算される、企業全体の価値を示す指標です。
- 大型株(時価総額1兆円以上):値動きが比較的安定
- 中型株(1,000億〜1兆円):成長と安定のバランスが良い
- 小型株(1,000億円未満):大きく値動きすることがある
初心者は、まず時価総額1,000億円以上の銘柄から選ぶのが安心です。
出来高とは
出来高(できだか)は、1日に取引された株数のことです。出来高が少ない銘柄は、売りたいときに売れない「流動性リスク」があります。
1日の出来高が10万株以上あれば、売買で困ることは少ないでしょう。
かぶHUNTでは、約3,900銘柄のファンダメンタル・テクニカル・モメンタム・リスク・マクロの5軸を一覧で比較できます。業績やPER、出来高などを手作業で調べる手間が省けるので、銘柄のスクリーニングに便利です。

銘柄選びでやってはいけないこと
初心者が銘柄選びで避けるべき行動はあるでしょうか?結論として、以下の行動はリスクが高いため避けましょう。
- SNSの情報だけで買う:誰が発信しているか、根拠は何かを確認しましょう
- 値上がりランキングの上位を買う:すでに高値圏の可能性があります
- 1つの銘柄に集中投資する:複数の銘柄に分散することでリスクを抑えられます
- 自分が理解できない業種の株を買う:事業内容を理解できる企業を選びましょう
まとめ
- 銘柄選びは業績・PER・配当・時価総額・出来高の5ポイントで絞り込む
- 売上高と営業利益が3年以上増加しているかを確認する
- PERは同業種で比較し、配当利回りは2〜4%を目安にする
- 時価総額1,000億円以上、出来高10万株以上が初心者向き
- SNS情報や値上がりランキングだけで買うのは避ける
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本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。掲載情報の正確性には細心の注意を払っていますが、その完全性を保証するものではありません。