株の手数料を比較 — ネット証券の選び方と無料化の流れ
株の手数料を比較 — ネット証券の選び方と無料化の流れ
「どの証券会社が一番安いの?」は、株式投資を始める人が最初に抱く疑問です。結論として、2024年以降はSBI証券と楽天証券が国内株の売買手数料を無料化しており、コスト面で大きな優位性があります。この記事では、主要ネット証券の手数料を比較し、自分に合った証券会社の選び方を解説します。
この記事でわかること
- 主要ネット証券の手数料比較(2025年時点)
- 手数料無料化の背景と仕組み
- 手数料以外に注目すべき証券会社の比較ポイント
- 初心者におすすめの証券会社の選び方
- 口座開設の流れと必要なもの
株の手数料を比較 — 主要ネット証券の最新状況
株の手数料はどこが安いのでしょうか。SBI証券と楽天証券は国内株の現物取引手数料が完全無料です。他の証券会社も含めて比較してみましょう。
国内株式 現物取引の手数料比較(2025年時点)
| 証券会社 | 売買手数料 | 条件・プラン名 |
|---|---|---|
| SBI証券 | 無料 | ゼロ革命(条件あり) |
| 楽天証券 | 無料 | ゼロコース |
| 松井証券 | 無料(1日50万円まで) | 25歳以下は完全無料 |
| マネックス証券 | 55円〜 | 取引毎手数料コース |
| auカブコム証券 | 55円〜 | ワンショット手数料コース |
※ 手数料は税込。最新情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。
SBI証券「ゼロ革命」の条件
SBI証券の手数料無料には条件があります。電子交付サービスの設定が必要です。具体的には以下の書面を「電子交付」に設定します。
- 取引報告書
- 取引残高報告書
- 各種お知らせ
設定はWebサイトから数分で完了します。
楽天証券「ゼロコース」の仕組み
楽天証券は「ゼロコース」を選択するだけで、約定代金に関わらず手数料が0円になります。ただし、注文はRクロス(楽天証券内部のマッチングシステム)を経由する仕組みで、約定のタイミングにわずかな影響がある場合があります。
手数料無料化の背景 — なぜ無料にできるのか
なぜ証券会社は手数料を無料にできるのでしょうか。手数料以外の収益源があるためです。
- 信用取引の金利収入 — 信用取引では顧客が借りたお金に対する金利が発生する
- 投資信託の信託報酬 — 投資信託の運用管理費用の一部が証券会社に入る
- 注文の取次手数料 — 注文を市場に取り次ぐ際の収益
- FXや先物取引のスプレッド — 他の金融商品からの収益
手数料無料化は、顧客を多く集めて他のサービスで収益を上げるというビジネスモデルです。米国ではロビンフッド証券が先行しており、日本でもこの流れが加速しています。
手数料以外で証券会社を選ぶ5つのポイント
手数料が同じなら、他に何で選べばよいのでしょうか。使いやすさ・情報量・ポイント還元・NISA対応・サポートの5つがポイントです。
1. 取引ツールの使いやすさ
| 証券会社 | PC向けツール | スマホアプリ |
|---|---|---|
| SBI証券 | HYPER SBI 2 | SBI証券 株アプリ |
| 楽天証券 | マーケットスピード II | iSPEED |
| 松井証券 | ネットストック・ハイスピード | 株touch |
| マネックス証券 | マネックストレーダー | マネックス証券アプリ |
2. 投資情報・分析ツール
四季報のデータ、アナリストレポート、スクリーニング機能など、銘柄分析に使える情報の充実度は証券会社によって異なります。
証券会社の分析ツールと併せて、かぶHUNTのような外部ツールを活用するのもおすすめです。日本株約3,900銘柄をAIが5軸(ファンダメンタル・テクニカル・モメンタム・リスク・マクロ)で自動分析するので、証券会社のツールにはない視点で銘柄を評価できます。

3. ポイント還元・ポイント投資
| 証券会社 | 貯まるポイント | ポイント投資 |
|---|---|---|
| SBI証券 | Vポイント、Pontaなど | 投資信託・国内株に対応 |
| 楽天証券 | 楽天ポイント | 投資信託・国内株に対応 |
| 松井証券 | 松井証券ポイント | 投資信託に対応 |
| マネックス証券 | マネックスポイント | 投資信託に対応 |
4. NISA口座の対応状況
2024年から始まった新NISAでは、年間360万円まで非課税で投資できます。NISA口座は1人1口座しか開設できないため、慎重に証券会社を選びましょう。SBI証券と楽天証券はNISA口座でも手数料無料です。
5. 1株投資(単元未満株)の対応
少額から始めたい方は、1株投資の対応状況と手数料もチェックしましょう。
| 証券会社 | サービス名 | 手数料 |
|---|---|---|
| SBI証券 | S株 | 無料 |
| 楽天証券 | かぶミニ | 無料(スプレッドあり) |
| マネックス証券 | ワン株 | 買付無料・売却0.55% |
口座開設の流れと必要なもの
口座開設はどうやって行うのでしょうか。オンラインで完結し、最短翌営業日から取引可能です。
口座開設に必要なもの
- マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 銀行口座(出金先の設定用)
- メールアドレス
口座開設の3ステップ
- 申込フォームに入力 — 氏名・住所・勤務先などを入力
- 本人確認書類の提出 — スマホで撮影してアップロード
- 審査完了・ログイン情報の受取 — 最短翌営業日に口座開設完了
複数の証券会社で口座を開設することもできます。メインとサブで使い分ける投資家も多くいます。
まとめ — 手数料無料の時代、重要なのは「使いやすさ」
- SBI証券・楽天証券は国内株の売買手数料が無料
- 手数料無料化の背景は他のサービスからの収益
- 手数料以外ではツール・ポイント・NISA・1株投資で比較する
- 口座開設はオンラインで完結、最短翌営業日から取引可能
- 迷ったらまずSBI証券か楽天証券で口座開設するのがおすすめ
手数料が横並びになった今、証券会社選びの基準は「コスト」から「使いやすさ」に変わっています。自分の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。
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免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。掲載情報の正確性には細心の注意を払っていますが、その完全性を保証するものではありません。